パンダの身長お悩み助け隊

子どもの低身長で悩んでいる親御さんに有益な情報をお伝えしています。

親から子どもまで知っておきたい「身長を伸ばす方法」まとめ

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今回の記事は、親から子どもまで知っておきたい「身長を伸ばす方法」をお伝えしていきます。

はじめにいうと「成長期を逃すと過ぎた時間は戻らない」ということ。

今日の記事を見ることで、自分が親になって「子どもは助けてあげられるかもしれない」情報になると思います。

自分が身長で悩んでいたことを、子どもにも同じ悩みをさせたくない親御さんはぜひ、最後までご覧ください。

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背が伸びるメカニズム

ますはじめに、今回お話しする内容はこんな感じです。

  1. 骨端軟骨成長の過程
  2. 適正睡眠とは?
  3. 筋トレは成長期にしてもいいの?
  4. 意識的に摂取した方がよい食べ物

この4点です。

では、一つずつ解説していきます!

骨端軟骨成長の過程

身長が伸びるメカニズムは「骨端軟骨」が伸びることでおこなわれます。

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この骨端軟骨は「たんぱく質」からできているので、材料としてたんぱく質が必要です。

で、このたんぱく質が骨端軟骨として成長していくには「成長ホルモン」というホルモンが出なければなりません。

背が伸びるには「たんぱく質」と「成長ホルモンが」鍵になりますが、もうひとつ「亜鉛」が必要になってきます。

この亜鉛の役割は、たんぱく質代謝を促してくれるはたらきがあります。

この代謝が具体的にどういうことかというと、「たんぱく質を骨端軟骨に変えてくれるための代謝」をおこなってくれるのが、亜鉛といわれています。

そこから骨がどんどん成長していくに連れて、骨端軟骨は無くなってきます。

で、この骨端軟骨が無くなってくると、「骨端線」というものができてきます。

この骨端線ができると、骨が成長しにくくなるといわれています

カルシウムが必要になる

骨の成長が止まるようになると今度は「カルシウム」が必要になってきます。

カルシウムが加わって骨化することで、強い骨、大人の骨に変わっていくのです。

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よく「身長を伸ばすには牛乳を飲むのがよい」 といわれますが、カルシウムには身長を伸ばす効果はあまりありません。

それよりも、骨を固めて丈夫にする役割と考えるようにしましょう。

骨端線が閉鎖する時期

骨端線が身長を伸ばすには重要な役割がありますが、骨端線が閉鎖する予測は以下の通りです。

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このように、身長に大きく関係する脚の部分の骨は、約16歳~19歳で閉鎖することがわかります。(個人差があるので、一概にはいえません)

もし、自分の子どもの骨端線が閉鎖しているか?していないか?調べるには、整形外科もしくは成長クリニックでレントゲンやMRIを撮ることでわかります。

気になる親御さんは一度、診察をしてもらってはいかがでしょうか。

適正睡眠とは?

つぎに「適正睡眠」ですが、これは「いつ寝たらよいか?」ということです。

一昔前は、22時~2時の間がホルモン分泌が盛んになるといわれていましたが、これは昔の古い情報。

現在は成長ホルモンは、眠りにはいって2~4時間後に分泌が盛んになることが医学的にも解明されています

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で、そこで成長に必要な睡眠時間ですが「8時間以上が望ましい」です。(小学生は10時間以上)

睡眠時刻に影響するホルモン

実は、睡眠時間と睡眠時刻によって影響するホルモンがあるといわれています。

そして、睡眠時刻に影響するホルモンが「メラトニン」。

このメラトニンというホルモンは「睡眠の質を高めて成長を促す」ホルモン。

このメラトニンが出ていないと、非常に睡眠の質が悪いことが言えます。

で、このメラトニンが最大に分泌される時間が「23時」といわれています。

なので、「成長ホルモンに関しては睡眠時間に影響する」、「メラトニンに関しては睡眠時刻に影響する」ということです。

つまり「22時までに寝床について、部屋を暗くした状態で23時までに眠りにつく」というのがよいということになります。

筋トレは成長期にしてもいいの?

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これに関しては「筋トレ推奨説」と「筋トレ否定説」があります。

筋トレ推奨説

筋トレ推奨説では、運動すると成長ホルモンの分泌が確認されており、運動強度が上がれば成長ホルモンの分泌が増加したという研究データがある。

筋トレ否定説

筋トレ否定説は、筋肉が骨を引っ張てしまい、骨が成長しにくくなる。

筋肉の成長に栄養素が取られてしまうため、骨の成長に必要なたんぱく質が不足してしまう。

これら二つの説についてどちらが正しいかというと「どちらも正しい」情報になります。

ただ、「やり過ぎはNG」です。

たとえば、部活動で運動している子どもは、その他の運動をそこまで意識しなくてもよい。

部活で運動をしていない子どもは、ウオーキングやジョギングからはじめていくことが大切です。

で、どちらも大切なことが「栄養補給は忘れずにおこなう」こと。

プロテインでもOKです!

また、筋トレというと「器具」を使った方がよいのか迷うかもしれませんが、成長期は器具を使っての筋トレはしない方がよいでしょう。

過度な筋トレをおこなうと、金繊維が切れてしまいます。

そうすると、たんぱく質がこの切れた筋肉を補強しようと集まってきます。

筋肉が補強されることで「より太く丈夫な筋肉」がつくられるわけですが、身長に必要なたんぱく質が不足してしまうのです。

なので、高校生になるまでは身長を伸ばしたい方に関しては、高校を卒業するまでは自分の体重以上の負荷をかけた筋トレは避けるようにすることが重要です。

で、筋トレ後に意識的に摂取した方がよい栄養素が

です。

具体的には、たんぱく質なら

  • 牛肉
  • 鶏肉(胸、ささみ)
  • 納豆(黒豆)
  • アジ
  • たまご

などです。

つぎに亜鉛でおすすめなのが

  • 牡蠣
  • 豚肉レバー
  • 牛肉(肩肉)
  • ビーフジャーキー
  • 煮干し

などです。

これらの栄養素を満遍なくとることが大切ですが、日々の食事では大変ですよね。

そんなときは、サプリメントを使うこともおすすめです

ただし、亜鉛に関しては過剰摂取しすぎると副作用出る可能性があるので、しっかりと説明を読んでいただいて、必要以上に摂取しないようにしてください。

で、最後にカルシウムの接種でおすすめなのが

  • エビ
  • 牛乳
  • 煮干し
  • ひじき
  • 木綿豆腐

などです。

まとめ

この記事をまとめると

  1. 身長を伸ばすには骨端軟骨の成長が必要。
  2. 成長のためにはカルシウム、たんぱく質亜鉛が必要。
  3. 成長ホルモンを分泌させるためには、睡眠のとり方が重要。
  4. 適度な運動をしていると伸びやすい。

こんな感じです。

今回は身長に関して書きましたが、これに関しては出来るだけ早く知っておいた方がよいです。

子供の成長を手助けするためにぜひ、実践してみてくださいね。

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