まだ間に合う!高校生・18歳以上でも背が伸びる3つの特徴とは?
今日は、18歳以降でも背が伸びる人の3つの特徴をお伝えしていきたいと思います。
- 高校生でも背が伸びるのか?
- 高校を卒業しても背が伸びるのか?
この部分を科学的に解説していきます!
身長が伸びる方法
こちらの記事「科学的根拠あり!身長を180cmまで伸ばす7つの方法」の中でも詳しく紹介していますが、「8割は遺伝、2割は後天的」で決まっていきます。
後天的とは、生まれた後の生活習慣によって左右されることです。
遺伝は仕方ありませんが、この2割を改善することにより身長を伸ばすことは可能。
で、この2割の部分を強くさせるために必要なのが
です。
これらを積極的におこなうことにより、成長ホルモンが分泌され遺伝ではない、残りの2割の部分が強化されていきます。
身長の8割は遺伝で決まってくるので、まずは自分の遺伝の身長を理解して、そこの身長に「どうやってプラスしていこう」という考えを持つことが重要になってきます。
つまり、自分の遺伝のデータを把握することが必要ということです。
将来の身長を予測する
まずは、子どもの将来の身長を予測するにはこちらのツールがおすすめ。
これは両親の身長を打ち込むだけで子どもの将来の身長予測が出るため、ここで一度計算すれば 自分の遺伝的な身長がわかります。
ここの身長を基準に考えてみてください。
ただし、これはあくまで遺伝的な身長予測なので、すべての人に完全に当てはまる訳ではありません。
一つの目安として使いましょう。
18歳を超えても身長が伸びる人の3つの特徴
では、今日の本題に入っていきたいと思います。
この特徴をサラッと紹介すると
- 思春期が遅い
- 身長の伸びのピークが遅い
- 高校生になっても伸びている
この3つがあげられます。
この3つの条件を満たしていれば18歳以降、高校を卒業したあとも身長が伸びる可能性があります。
このように、18歳以降でも身長が伸びる人は「晩熟型」といわれ、この晩熟型の特徴をわかりやすく解説していきます!
思春期が遅い
まず一つ目が「思春期が遅い」。
実は、この思春期が遅いと言うことが最も重要になってきます。
思春期とは、小学生高学年あたりから始まる第二次性徴に伴い、身体が子どもから大人へと大きく変化する時期のことです。
男性であれば「陰毛」、女性であれば「初潮」がわかりやすいと思います。
で、この思春期の出現が遅ければ遅いほど、年齢を重ねても伸びやすくなります。
出典:武田薬品工業株式会社
女性の場合は、10~12歳頃に思春期症状が現れ身長が伸びていきます。
ただし、15歳頃で身長の伸びは止まってしまいます。
一方、男性の思春期は13~14歳頃の訪れるので、それに伴って急激に身長が伸びていき、18歳以降には身長の伸びは横ばいになっていきます。
これが「通常の身長の伸び」です。
やはり女性なら10~12歳、男性なら13~14歳の頃が一番身長の伸びは大きいといえます。
ただしこの後は、ほとんどの人が18歳までで身長が止まってしまいます。
で、肝心な晩熟型の思春期は「15~17歳頃」。
15歳頃から本格的にはじまり、終わるのが17歳頃です。
このように思春期が遅いということは、身長の伸びも遅くなっていきます。
なので、だいたい中学3年生頃から陰毛が生え、声変わりがはじまる人は身長が18歳以降も伸びやすいということです。
通常であれば、中学2年生くらいで身長の爆発的な伸びがありますが、晩熟型の人は中学3年~高校1年くらいのときに身長の爆発的な伸びがあります。
このように晩熟型の人は、18歳以降も伸びる可能性があるということです。
これが三つ目の特徴である「高校生になっても伸びている」ということがあげられます。
効果的に背を伸ばす方法
ここからは、以前のコメントに書かれていた質問に対してお答えしていこうと思います。
卵はとうやって食べればいい?
たんぱく質を摂るには「たまご」がおすすめですが、たまごと一言でいっても
- 生で食べるのがいいのか?
- 茹でるのがいいのか?
- 焼くのがいいのか?
など、調理法がありますが一番良いのが「ゆで卵」。
生卵は腸で吸収されにくい物質が含まれているというデータもあるので、しっかりと体が吸収できる食べ方がゆで卵になります。
目玉焼きのように、焼くことはたんぱく質はあまり失われませんが、ビタミンなどが失われてしまうので、たまごすべての栄養素を摂るのであれば「ゆで卵」が一番おすすめです。
ただ、卵アレルギーの人も多いと思います。
このような人は、卵の代わりにプロテインをおすすめします。
卵が身長に影響する成分はたんぱく質なので、プロテインでたんぱく質を補うようにしましょう。
亜鉛のサプリメントはいいの?
ドラッグストアなどで売られているサプリメントは、身体にとってよろしくない添加物が入っていることがあります。
しかも、サプリメントは薬と違い「体に対しての健康テスト」が凄く緩いので、サプリメントの摂りすぎで体調不良を起こすこともあります。
なので、可能であれば食べ物からの摂取をおすすめします。
亜鉛が含まれている食べ物は
- 海苔
- ワカメ
- うなぎ
- 豚レバー
- 納豆
などに多く含まれているので、これらを意識的に摂るようにしましょう。
運動(水泳や縄跳びはいいの?)
そして最後が「運動」。
結論から言うと、「科学的にこの運動をすると成長ホルモンの分泌が増える」というような競技はありません。
なので競技や運動の種類というよりは
- 運動する時間
- 運動量
これらで決めてもらえればと思います。
運動する時間としては、できるだけ長い時間がいいです。
あと、運動する時間帯ですが、1993年に広島女子大学から発表された論文では、朝方の運動よりは夕方の運動の方が成長ホルモンが分泌しやすい結果が出ています。
なので、朝たくさん運動するよりも、学校が終わった後にたくさん運動した方が身長が伸びやすいということです。
あとは運動量、つまり「運動の負荷量」ですが、一番成長ホルモンが分泌されるのは「超高負荷」な筋力トレーニング。
ただし、筋肉をつけすぎると身長は伸びにくくなってしまうので、小学生であれば鬼ごっこのような、鬼が来たら全力疾走するような運動がよいと思います。
縄跳びでも普通に飛ぶ中に二重跳びを入れたりとか、楽な運動と辛い運動を組み合わせることが効果的です。
まとめ
18歳以降でも身長が伸びやすい人は「思春期症状が遅い」人です。
女性であれば初潮、男性であれば声変わりがはじめる時期と考えてください。
今後は、身長が止まった人の背を高く見せる方法なども書いていきたいと思うので、楽しみにしていてください。