30秒で成長ホルモンが分泌される話題の寒冷療法とは!?
今日は、1日にたった30秒で成長ホルモンの分泌量をアップさせる○○療法をお伝えします。
この療法は科学的にも証明されている方法なので、ぜひやり方を覚えてもらい実践してみてください。
本当に30秒でできてしまうし、誰でも無理なくできる方法なので試さない理由はありません。
一瞬で人生が変わるかもしれませんよ。
本日の結論
成長ホルモンの分泌を促進する○○療法とは「寒冷療法」です。
読んで字のごとくですが、この寒冷療法は冷たい環境に身を置くことになります。
昔だと寒風摩擦をすると風邪を引きにくくなるとか、お風呂から上がる前に足を冷水に冷やすと身体が丈夫になるなど、昔からいわれているものです。
で、今回紹介する寒冷療法は、免疫力が上がって風邪を引きにくくなるという効果だけでなく、驚きの効果があります。
その驚きの効果を一つずつ解説していきます!
アンチエイジング効果
まず一つ目が「アンチエイジング効果」つまり、若返り効果です。
2008年のワシントン精神医学センターから出された論文では、ネズミを使った研究にはなりますが、深部体温を低くすることはミトコンドリアの変性を遅らせる作用があり、長寿遺伝子のスイッチをオンにするといわれています。
つまり、寒冷療法というのは長寿遺伝子のスイッチをオンにして、長生きやアンチエイジング作用があるということになります。
この「遺伝子」という部分では、ヒトを対象とした質が高い研究がほとんどないので、人間で同様の効果があるかという点では不明な部分が多いことも事実です。
ですが、2007年のロンドンから出された研究では、神経組織にタイする低温保存の効果が立証されているので、人間においても少なからず同様の効果があるといえると思います。
もともと、人間の細胞を壊すメカニズムとして
- 酸化ストレス
- 酸素要求量の過負荷
- 炎症の調節における体温
などが原因として考えられるので、寒冷療法をおこなうことによって「炎症」という部分が弱まる可能性は大いにあります。
なので寒冷療法は、ヒトの細胞を壊れにくくして身体を若返らせる効果が期待できるかもしれないということです。
疲労回復
二つ目が「疲労回復」です。
先ほどの人間の細胞を壊すメカニズムとして「炎症」がありますが、身体の炎症というのは疲労感にも関係しています。
寒冷療法は身体の炎症を抑えて、疲労感を軽減することがわかっています。
2020のシレジア医科大学の研究では、48名を対象にして寒冷療法をおこなったグループとおこなわなかったグループで検証。
その結果、優位に身体の炎症値に違いが生まれ、1日だけの寒冷療法でも炎症値を軽減することがわかっています。
つまり、1日の疲れを癒やす疲労回復には、寒冷療法が最適ということなんです。
なので、1日の最後に寒冷療法をおこなうということは、次の日の活力を養ううえでとても効果があります。
成長ホルモンの分泌
三つ目が「成長ホルモンの分泌」。
成長ホルモンって聞くと、身長を高くするには必要不可欠なホルモンです。
それ以外にも筋肉を付けるためにも必要なので、身体を強くするためには必ず必要なホルモンです。
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日本内分泌学会雑誌の「ストレス及び運動の成長ホルモン分泌に及ぼす影響」の中で、寒冷療法によって身体をストレス下に置くことで、その後寒冷から開放された後に成長ホルモンの分泌が起こることが明らかになっています。
つまり、寒冷療法というのは成長ホルモンの分泌を助けるということです。
- 身長を高くしたい。
- 身体を強くしたい。
という人にもおすすめなのが寒冷療法になります。
この記事では、身長を伸ばす方法を紹介していますが、身長を伸ばす一つの方法として寒冷療法は効果がある可能性があるので、身長を伸ばしたいという人は成長ホルモンの分泌を促す寒冷療法をおこなってみてください。
そして成長ホルモは、メンタル面や肌のうるおい、筋肉をつけるためにも重要なホルモンになるので
- 最近元気が出ない。
- きれいになりたい。
- 筋肉を付けてかっこいい体になりたい。
このような人もぜひ、寒冷療法を実践してください。
脂肪燃焼効果
そして最後、四つ目の効果が「脂肪燃焼」効果。
寒冷療法は、褐色脂肪細胞を活性化させることがさまざまな研究でいわれていて、この褐色脂肪細胞というのがお腹についている白色脂肪細胞を壊してくれる作用を持っています。
褐色脂肪細胞を増やすことによって、脂肪を燃焼させる効果があります。
2020年のヴロツワフ医科大学のメタ分析では、寒冷療法をおこなうことによって
などを減少させる効果が明らかになっています。
なので、ダイエットで体重が減っても脂肪を減らすことで苦労している人は、寒冷療法をおこなうことをおすすめします。
以上四つが寒冷療法の効果です。
長寿遺伝子を刺激し若返り作用も出して、身体の炎症を減らし疲労回復効果、身長を高くしたり筋肉を付けるために必要な成長ホルモンの分泌、褐色脂肪細胞を活性化させて脂肪燃焼効果があるということですね。
しかも、この効果が1日30秒で得られるので、やらない理由はありませんよね。
寒冷療法のやり方
寒冷療法のやり方は取っても簡単。
冷水シャワーを30秒浴びるだけです。
いきなり冷水シャワーを浴びるのではなく、お風呂上がりに冷水シャワーを浴びる感じです。
この寒冷療法の注意点としては「一気に冷たい水ではおこなわない」という点です。
いきなり冷水を身体に浴びると心臓への負担が大きいので、徐々に冷水に切り替えていく方法でおこなってください。
このやり方なら冬でもやりやすいので「徐々に時間をかけて冷たくしていく」ということは覚えておいてください。
あと、脂肪燃焼効果に重点を置いておこないたい人は、褐色脂肪細胞は肩甲骨の周りのあるので、肩甲骨を中心にして身体を冷やすのがおすすめです。
まとめ
すべての人に四つの効果が平等に起こることはありませんが、やらないよりもやった方が確実によい効果が得られます。
1日30秒の寒冷療法で、人生を変えてみてください。