パンダの身長お悩み助け隊

子どもの低身長で悩んでいる親御さんに有益な情報をお伝えしています。

【最新版】身長を180cmまで伸ばす科学的手法7選!

以前こちらの記事でもお伝えした「科学的根拠あり!身長を180cmまで伸ばす7つの方法」の最新版を今日は解説していきます。

身長の8割は遺伝と言われているので、8割だから諦めるのか?残りの2割に希望を持って努力するのか?は、あなた次第なので

  • 絶対に遺伝には負けない!
  • 未来を切り開いてみせる!

という人はぜひ、最後までご覧ください。

成長ホルモンの分泌を促す裏技!

いきなりですが、成長ホルモンの分泌を促す裏技があるんです!

しかも怪しいものではなく、科学的に証明されている方法や高身長の人が無意識にやっていた方法を紹介します

寒冷療法

まず一つ目は「寒冷療法」です。

これは読んで字のごとく、冷たい環境に身を置くやり方です。

日本内分泌学会の「ストレス及び運動の成長ホルモンの分泌に及ぼす影響」という論文の中では、寒冷療法によって身体をストレス下に置くことで、その後の寒冷から解放されたあとに成長ホルモンの分泌が起こりやすくなることが明らかになっています。

成長ホルモンをより多く分泌させて身長を伸ばすために、寒冷療法がめちゃくちゃ有効だとうことが科学的に解明されています。

やり方はとっても簡単!

お風呂に入った後に冷水シャワーを30秒間浴びるだけです。

30秒間冷水シャワーを浴びるだけで成長ホルモンの分泌を爆上げしてくれるので、やらない手ありません。

ただし、この寒冷療法の注意点としては「一気に冷たい水では行わない」ということです。

いきなり冷水を身体に浴びると心臓の負担がかなり大きいので、徐々に冷水に切り替えていくようにしてください。

アーシング

二つ目は「アーシング」です。

これも裏技的な方法になります。

アーシングってなに?」という人も多いと思いますが、やり方は単純です。

公園や自宅にある天然芝を裸足で歩いたり、浜辺を裸足で歩く、これだけです。

冬場など身体が乾燥していると静電気を浴びやすくなりますが、私たち人間にも電気の流れがあって、アーシングを行うことでこの電気の流れをスムーズにして成長ホルモンをより多く分泌できる方法になります

浜辺で遊んだ後は異常に眠くなったり、浜辺でよく寝ている人を見ると思いますが、あれは裸足で浜辺を歩いたり走ったりすることによって無意識にアーシングを実践していて、身体の電気の流れを整えるのでめちゃくちゃねむくなるという訳です。

2004年に発表された研究によると、睡眠障害やストレスを抱える人を被験者としてアーシングを8週間継続することによりストレスホルモンであるコルチゾールが大幅に改善するという結果が出ています。

コルチゾールが増えると成長ホルモンの分泌を妨げるので、アーシングをおこないコルチゾールの分泌を少なくすることによって身長を伸ばしやすい身体にすることができるのです。

でも「近くに天然芝も浜辺もない」という人は、アーシングキットが3,000円前後で購入できるのでおすすめです。

睡眠

三つ目は「睡眠」です。

ここからは超基本的な部分ですが、超重要なポイントになるのでしっかり解説していきます。

一日のうちに分泌させる成長ホルモンの6~7割は睡眠中に分泌されることが明らかになっています

つまり、良質な睡眠を取ることは身長を伸ばすためには欠かせない要素となるのです。

で、睡眠時間も重要ですが最も重要なのが「睡眠の質」。

身長を伸ばすために必要な成長ホルモンはノンレム睡眠のときに分泌されるので、いくら睡眠時間が長くても深くて質の良い睡眠を取らなければ意味がありません。

2020年のマニトバ大学のネズミを使った研究ですが、一日だけの睡眠不足でも成長ホルモンの分泌が低下したデータがあります。

では、どうしたら深い睡眠ができるのでしょうか?

質の良い睡眠を取る方法3選

一つ目は「布団の枚数を調整」する方法です。

寝るときにかける布団や毛布、タオルケットなどで睡眠の質が圧倒的に変わってくるのです。

2020年にカロリンスカ医科大学付属病院から「睡眠の質と布団の重さ」の研究が発表されました。

不眠症に悩まされる120名の人を対象にして調査がおこなわれました。

で、この120名の参加者のうちAグループを1.5kgの普通のブランケットを使用して寝る、Bグループは金属を編み込んだ6~8kgのブランケットを使用して寝る実験を実施。

布団の重さによって

  • 睡眠時間
  • 睡眠の質
  • 不眠症の重症度スコア
  • 昼間の活動レベル

などに、どのように違いが出るのかみた研究になります。

結論として、6~8kgのブランケットを使用したグループでは睡眠時間が大きく改善され、不眠症のスコアに有意な減少がみられ、疲労感、うつ、不安症状が改善された結果が出ました。

つまり、布団の重さを変えるだけで睡眠の質が圧倒的に変わるというわけです

6~8kgが無理でも、普段かけている布団に重さを追加するだけでも効果はあるので、ぜひ実践してみてください。

寝方

二つ目は「寝方」です。

これは誰でも即効性があって、今日からできる方法になります。

寝方、要は「寝る姿勢」です。

仰向けで寝るのか?うつ伏せで寝るのか?横向きで寝るのか?どの姿勢が最も睡眠の質を上げてくれるのか?という研究が2015年に発表されました。

この研究もネズミを対象としたものですが「寝る姿勢で脳の老廃物の除去にどのような変化がうまれるのか」という研究です。

結論として「横向きで寝る」ことが、最も脳の老廃物を除去してくれる結果が出ています。

つまり今現在うつ伏せや仰向けで寝ている方は、今日から横向きで寝ることによって圧倒的に睡眠の質が上がり、脳機能までも向上することが期待できます。

様々な研究により仰向けで寝ることは、睡眠時無呼吸症候群の可能性を上げたり、うつ伏せで寝ることで顎関節に負担をかけて歯並びを悪くすることがいわれています。

なので、仰向けやうつ伏せで寝ることは極力避け、横向きで寝るようにしましょう。

部屋の環境

最後、三つ目のポイントが「寝室の環境」です。

部屋の明かりの調整をしてください。

コーネル大学から発表された研究では、人間の身体というのは光を皮膚で吸収できることが明らかになっています。

なので、暗闇の中で皮膚に明かりを一定時間当てることによって、体温が変化しメラトニンというホルモンが分泌され成長ホルモンを阻害したという結果が出ています。

つまり、光というのは目で見なければ大丈夫というのではなく、寝るときには目で見るだけで無なく身体に光を浴びさせることも避けなければなりません

ベッドの近くにある電気の光やスマホの明かりなどは消すようにしましょう。

  1. 布団の枚数
  2. 寝方
  3. 部屋の明かり

これらを調子することで睡眠の質が上がり、成長ホルモンの分泌を促してくれます。

太陽の光を浴びる

四つ目が「朝起きたら太陽の光を浴びる」ことです。

太陽の光を浴びることによってメラトニンというホルモンが分泌されやすくなり、睡眠の質が圧倒的に上がります。

そして、ビタミンDという骨を強くするホルモンも太陽の光を浴びることによって分泌されるので、骨を伸ばして身長を高くするために欠かせないホルモンが日光に当たるだけで補給できるのです。

時間としては約15分ほど日光に当たるだけでよいというデータが出ているので、起きたら朝日を15分浴びるようにしてください

亜鉛の摂取

五つ目が「亜鉛の摂取」です。

2017年にタイで140人の子どもを対象にして「亜鉛の摂取と身長についての調査」がおこなわれました。

140人の子どもをランダムに2つのグループに分けて、一つのグループは亜鉛15mgのサプリメントを服用させる、もう一つのグループはラムネを飲ませてどちらのグループが6ヶ月後の身長が上がっているのかを調べました。

その結果、亜鉛を服用していたグループでは服用していないグループに比べ、身長が1cm高くなった結果が出ています。

6ヶ月で1cmも差が出ると言うことなので、これはバカにできない数値です。

ただし、この対象はタイの子ども達なので先進国の日本では同じ事が言えるとは限りませんが、確実にいえることは、亜鉛が不足してしまうことは身長を伸ばす上ではやってはいけないということです。

かといって、亜鉛サプリメントでたくさん摂取したからといって、身長が伸びるわけではありません

これは日本内分泌学会や厚労省も勧めているのですが、基本的には亜鉛という栄養素はサプリメントではなく食事で摂ることが重要になってきます。

亜鉛を多く含む食品としては

  • 牡蠣
  • うなぎ
  • レバー
  • 海苔

などです。

基本的にはこれらの食材で亜鉛を補給するのが一番よいのです。

乳製品の摂取

六つ目が「乳製品の摂取」です。

2008年に5,101名の女児を対象にして乳製品、要は牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの摂取というのは身長を伸ばすのに有効かどうか?という研究が発表されました。

よくある「身長を伸ばすために牛乳を飲もう!」というのは本当か?どうか?をみた研究です。

女性に限定されていますが、5,000人規模なのでかなり大規模な研究になります。

で、結論としては牛乳やヨーグルトの摂取というのは身長と相関関係にあり、相関係数は0.8でした。

この0.8というのはめちゃくちゃ高くて、マックスが1.0なのでとても高い相関が見つかったというわけです。

つまり、牛乳やヨーグルトをたくさん摂るということは、身長を高くするのに有効といえます

ただし、チーズは身長との関連はなく乳製品の中でも「乳たんぱく質」が身長と関連しており、乳脂肪というのは乳がんの発生率を上げたり、男性であれば男性ホルモンの減少につながるので、男らしさを失ってしまうわけです。

なので、乳脂肪が多く含まれる食品をたくさん食べることはおすすめしません。

たんぱく質の摂取

最後が「たんぱく質の摂取」です。

上記でもお伝えしたとおり「乳たんぱく質は」身長を高くするためには欠かせない成分の一つ。

2015年にマサリック大学から「男性の身長に関連する要素とは?」という研究が発表されています。

世界105カ国の男性を対象にして、どの栄養素を摂取すると身長が伸びるのかが明らかになりました。

105カ国を対象にしているので、もちろん日本も入っています。

早速結果ですが、発展途上国では「たんぱく質の量」先進国では「たんぱく質の質」を高めることによって、身長が高くなる結果が出ました。

相関関係は0.85なので、かなり高い関連性がたんぱく質と身長の高さにはあるというわけです。

高品質なたんぱく質であれば、おすすめは「プロテイン」。

とくに年齢制限があるわけでもなく、たんぱく質以外の栄養素も入っているので、バランス良く栄養を摂りたい人にはジュニアプロテインもおすすめです。

まとめ

いかがでしょうか。

以上が身長を180cmで伸ばす科学的手法7選でした。

どれも身長を伸ばす、そして成長ホルモンを分泌するという科学的な裏付けがある手法になるので、ぜひ実践してみてください。